電力会社別の電気料金単価|2026年11月改定後の従量電灯
電気代は、住んでいる地域の電力会社の単価で決まります。ご家庭向けの標準的なプラン「従量電灯」について、各社の公式の単価表から10社の1kWhあたりの料金を並べました。2026年11月1日に各社が送配電の利用料(託送料金)の見直しを電気料金に反映したあとの単価で、2026年11月3日に確認しています。
同じ1kWhでも、地域によって単価がここまで違います
一般的な家庭の使用量の段階(月120kWhをこえる分)の単価は、九州電力が23.93円、沖縄電力が47.60円で、約2.0倍の開きがあります。
たとえば、500Wの機器を1日8時間・30日使うと月120kWhです。この分を第2段階の単価と再エネ賦課金(4.18円/kWh)で計算すると、九州電力で約3,373円、沖縄電力で約6,214円です(燃料費調整・国の支援は含みません)。
各社の電力量料金(1kWhあたり・税込)
| 電力会社 | プラン | 第1段階 | 第2段階 | 第3段階 | 第2段階+再エネ賦課金 | 燃料費調整 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 北海道電力 | 従量電灯B | 35.77 | 42.06 | 45.78 | 46.24 | −4.54 |
| 北陸電力 | 従量電灯B | 30.86 | 34.75 | 36.46 | 38.93 | −6.19 |
| 東京電力エナジーパートナー | 従量電灯B | 29.85 | 36.45 | 40.54 | 40.63 | −5.33 |
| 中部電力ミライズ | 従量電灯B | 21.25 | 25.73 | 28.68 | 29.91 | +4.31 |
| 関西電力 | 従量電灯A | 20.89 | 26.29 | 29.27 | 30.47 | 確認中 |
| 中国電力 | 従量電灯A | 33.32 | 40.00 | 42.12 | 44.18 | −7.73 |
| 四国電力 | 従量電灯A | 31.42 | 38.04 | 41.55 | 42.22 | −5.24 |
| 九州電力 | 従量電灯B | 18.33 | 23.93 | 26.93 | 28.11 | +1.86 |
| 東北電力 | 従量電灯B | 31.01 | 37.76 | 41.71 | 41.94 | 確認中 |
| 沖縄電力 | 従量電灯 | 42.06 | 47.60 | 49.58 | 51.78 | 確認中 |
単位は円/kWh、消費税等相当額を含みます。北海道電力だけ、第2段階が120kWhをこえ280kWhまで、第3段階が280kWhをこえる分です。
- 北陸電力:北陸電力の公式ページに載っている現在の単価です(2026年11月3日に確認)。
- 関西電力:従量電灯Aは、最初の15kWhまでが最低料金に含まれます(ここでは16kWh目以降の単価)。
- 中国電力:従量電灯Aは、最初の15kWhまでが最低料金に含まれます(ここでは16kWh目以降の単価)。
- 四国電力:従量電灯Aは、最初の11kWhまでが最低料金に含まれます(ここでは12kWh目以降の単価)。
- 九州電力:九州電力の最低月額料金(397.58円)には、使用量(kWh)が含まれません。
- 東北電力:東北電力の従量電灯Bは、基本料金が契約アンペアごとで、使用量(kWh)は最低料金に含まれません。
- 沖縄電力:沖縄電力の従量電灯は、最初の10kWhまでが最低料金に含まれます(ここでは11kWh目以降の単価)。
関西:同じエリアで選べるプランとの月額の差
規制料金の大手電力は、住んでいる地域の会社としか契約できませんが、新電力やガス会社の電気は同じ地域でも選べます。関西で、関西電力の従量電灯Aと大阪ガスのベースプランAを、月の使用量ごとに並べました(2026年11月4日に各社の公式ページで確認した単価)。
| 月の使用量 | 関西電力 従量電灯A(規制料金) | 大阪ガス ベースプランA | 差 |
|---|---|---|---|
| 100kWh | 2,539円 | 2,483円 | −56円 |
| 150kWh | 3,746円 | 3,678円 | −68円 |
| 250kWh | 6,375円 | 6,266円 | −109円 |
| 350kWh | 9,153円 | 8,854円 | −299円 |
単位は円/月、税込。燃料費調整額・再エネ賦課金・割引・ポイント・ガスとのセット条件は含みません。燃料費調整は会社ごとに毎月変わるため、実際の差は各社の公式ページでご確認ください。ここでは安くなると断定せず、単価表どおりに計算した差だけを示しています。出典:関西電力 電気の基本料金・単価表、大阪ガス ベースプランA
家電の電気代を、自分の地域の単価で計算し直す
電気は、月に使う量が増えるほど1kWhあたりの単価が上がる「段階制」です。家電を1台足したときに増える電気代は、そのご家庭の月の使用量がいまどの段階にあるかで決まります。多くのご家庭は第2段階(月120〜300kWh)なので、各比較ページの電気料金欄では、この段階を初めに選んでいます。
家電の電気代比較の一覧から比較ページを開き、「電力会社」で地域を選ぶと、この表の単価に再エネ賦課金を足した値で、本体価格との総額を計算し直せます。
出典と計算の前提
- 対象のプラン
- 各社の家庭向けの標準的な規制料金「従量電灯」です(東京電力・北海道電力・中部電力ミライズ・北陸電力・九州電力・東北電力は従量電灯B、関西電力・中国電力・四国電力は従量電灯A、沖縄電力は従量電灯)。契約アンペア数ごとの基本料金は、家電の使い方では変わらないため入れていません。各社が別に用意している時間帯別のプランや、新電力のプランは入れていません。
- 燃料費調整
- 燃料費調整単価は毎月変わります(マイナスになる月もあります)。表には、各社の公式資料で確認できた2026年11月分の単価だけを載せ、確認できていない会社は「確認中」としています。電気代の計算(比較ページの「電力会社」選択)には、確認できた会社だけ燃料費調整を足します。単価の出典は下の各社のリンクです。
- 含まないもの
- 国の電気・ガス料金支援による値引きは入れていません(2026年10月分で終了した夏季の支援は反映していません)。単価は毎月の公表で変わるため、実際の請求は各社の公式ページでご確認ください。
- 再エネ賦課金
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金は全国一律で、2026年5月分〜2027年4月分は1kWhあたり4.18円です(経済産業省の決定(関西電力のお知らせ))。
- 単価の出典(2026年11月3日確認)
- 北海道電力:北海道電力 電気料金単価表(2026年11月1日実施)、北海道電力 燃料費等調整単価(2026年11月分)
- 北陸電力:北陸電力 従量電灯の料金単価、北陸電力 燃料費調整単価
- 東京電力エナジーパートナー:東京電力エナジーパートナー 料金単価表(電灯)、東京電力エナジーパートナー 燃料費調整単価
- 中部電力ミライズ:中部電力ミライズ 従量電灯A・B・C、中部電力ミライズ 特定小売供給約款の見直し(2026年11月1日)、中部電力ミライズ 燃料費調整単価(2026年11月分)
- 関西電力:関西電力 託送料金の見直しに伴う電気料金等の見直し(2026年9月29日)、関西電力 電気の基本料金・単価表
- 中国電力:中国電力 電気料金単価表(電灯)、中国電力 燃料費等調整単価(低圧)
- 四国電力:四国電力 従量電灯A、四国電力 燃料費調整単価
- 九州電力:九州電力 従量電灯B(2026年11月1日からの単価)、九州電力 託送料金見直しを反映した新たな電気料金単価(2026年9月28日)、九州電力 過去の燃料費等調整単価(低圧)
- 東北電力:東北電力 電気料金単価一覧表(2026年11月1日実施)
- 沖縄電力:沖縄電力 電気料金単価表(2026年11月1日から)